S-M社会生活能力検査
ワクワクボードが運営する放課後等デイサービス「ちびっ子ステーション」「わくわくキッズ」では、ガイドラインに示されたヴァインランドⅡ適応行動尺度等を活用し、そこに示された5領域と国が示した5領域の互換性を活かして支援計画を作成し、保護者等とモニタリングを通して一人ひとりの子どもに応じた療育を行っています。
導入しているS-M社会生活能力検査は、乳幼児〜中学生の子どもの普段通りの社会生活能力(自立と社会参加に必要な生活への適応能力)を測定する検査です。
子どもの日常生活をよく知っている大人(保護者や担任教師など)が回答します。15分程度で簡便に、知的障害や発達障害などの特徴を持つ子どもたちへの支援の手がかりを得ることができます。
自立学習支援システム すらら
発達障害の専門機関 「子どもの発達科学研究所」との共同開発
発達障害のあるお子さまの学習方法にもう悩まない!
ADHDやASDの傾向にあるお子さまは高い知能を持っている場合が多いです。しかし、学校という集団の環境やコミュニケーションの難しさから学習意欲の妨げになってしまっている場合も多いです。
すららでは「見る・聞く・書く・読む・話す」といった色々な感覚を使って学べる教材を採用。ゲーム感覚で勉強できるので記憶に残り安く、時間を忘れて1人でも楽しく集中して勉強できる工夫がたくさんあります。
SST (Social Skill Training)
ソーシャルスキルとは、人間関係や集団行動を上手に営んでいくための技能のことです。幼児期や学齢期に、子どもが学ぶべきソーシャルスキルには、「学習態勢」「コミュニケーション」「人間関係」「身辺管理」「情緒や自己」に関するスキル等があります。
ソーシャルスキルは、得意になる必要はなく、無理のない範囲で自分なりの人づきあいのスタイルを見つけていくことを目指します。
ビジョントレーニング
ビジョントレーニングとは、見る力を高め、見たものや自分の体の動きを正しく認識したり(ボディーイメージ)、体を自分のイメージ通りに動かしたりする(ボディーコントロール)機能を高めるトレーニングです。人は視覚から受け取る情報が一番多く、ビジョントレーニングを通じて視覚を鍛え素早く正確に体を動かせるようになることが、日常生活や学習の躓きの解消・暗記力の向上・運動能力を向上などに役立つとされています。
障がい児成長支援協会
ワクワクボードは、
「一般社団法人 障がい児成長支援協会」と連携しております。
お子さんの力を伸ばす療育を推進するにあたり、協会の代表理事であり、当法人の療育アドバイザーである中部学院大学 山内康彦先生に、当法人が運営をする放課後等デイサービスにおける療育支援のアドバイスを頂き、研修を受けながら子どもたちに質の高い療育の提供を目指しています。
山内康彦先生
山内康彦先生プロフィール
1968年3月30日 岐阜県生まれ
専門は特別支援教育と体育。岐阜県の教員を20年務めた後、坂祝町教育委員会で教育課長補佐となり、就学指導委員会や放課後子ども教室等を担当。
その後、岐阜大学大学院教育学研究科(教職大学院)で学び、小中高・特別支援学校の専門職修士となる。その後、学校心理士やガイダンスカウンセラーの資格も取得。私立小学校の勤務を経て、現在は(一般社団法人)障がい児成長支援協会の代表理事を勤めながら、学会発表や全国での講演会活動、教職員等への研修講師を積極的に行っている。現場目線で、具体的な解決策を提案する講演会は各地で好評を得ている。2020年3月には、岐阜大学大学院地域科学研究科を修了。
著書には「特別支援教育って何?(WAVE出版)」「体育指導用教科書(学研)」「特別支援が必要な子の進路の話?(WAVE出版)」「特別支援が必要な子どもの『就労』『進学』『進路』相談室(WAVE出版)」「特別支援が必要な子どもの高等学校進学の話(WAVE出版)」等あり。
中部学院大学非常勤講師(教科教育法等)(株)グロートラス取締役、明蓬館SNEC高等学校愛知・江南グロー高等学院顧問。元日本教育保健学会理事。